FXのオワコン化が巷では呟かれているようで。

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値動き乏しくてつまらない?


少ない元手で何倍もの外貨を運用できる外国為替証拠金(FX)取引の売買が低調になっている。金融先物取引業協会の統計によると、2017年の円とドルの取引高は11月時点までで3144兆円。円相場の値動きが乏しく、通年で5年ぶりの前年割れが確定的だ。

情報源: FX取引 5年ぶり前年割れへ 円・ドル、値動き小さく  :日本経済新聞

FXの取引高低迷の要因として、値動きの乏しさが上げられているようですが果たしてそうなのでしょうか?

日足のボラティリティで言えばほぼほぼ変わらず。

下表は2010~2017年のUSDJPY=X 112,78 +0,66 +0,58%ドル円のヒストリカルデータから期待リターン(リターンの平均)と標準偏差(リターンのバラ付き具合)を求めたものです。

期待リターン 標準偏差
2010 -0.03% 0.57%
2011 -0.01% 0.46%
2012 0.03% 0.41%
2013 0.07% 0.74%
2014 0.05% 0.49%
2015 0% 0.51%
2016 -0.01% 0.78%
2017 -0.01 0.53%

期待リターンを通して見てみますと、やっぱりFXって特にデイトレであるとか数日で終わらせるスイングトレードは博打(ゼロサム・ゲーム)なんだなあといった感じですね。標準偏差について見てみますと、取引高が減ったと言われている2017年についてもほぼ平年並みの水準だと思いますが如何でしょう?要因は別にあるのではと個人的には思います。

レバレッジ規制

FXの魅力としてはやはり証拠金取引でレバレッジを掛けて大きな取引で利鞘を狙える事が挙げられます。一時期は数十倍~数百倍の(海外ではまだまだザラではありますが。)のレバレッジを掛けることが出来ましたが、2010年8月に国内のFX業者は最大で25倍、そして今後は10倍に規制がかかるようです。(個人向け)

個人的には取引高減少の要因としてこちらが第一に挙げられるんじゃないかと思います。

外国為替のボラティリティは必ずしも他の資産クラス(株式など)と比べて大きいとは言えないので、レバレッジに規制がかかってしまうと、特に値動きを積極的に追いかけるトレーダーには魅力減です。とは言ったものの、年に数回、数年に1回のシャレにならない値動きで大儲けする人、破滅する人がゾロゾロ出てくるわけですが。

暗号通貨(仮想通貨)


FXトレーダーの一部は、最近ホットな暗号通貨(仮想通貨)の取引に流れているようです。これも要因なんじゃないかなと思っています。

目下上昇トレンドでかつ、日中でもかなりエキサイティングな値動きをするのがトレーダーには魅力なのでしょう。更に先物やFXでレバレッジをかけて一攫千金を狙う命知らずな方たちも中には。確かに利鞘狙いであれば自然にそちらに流れていく様な気がします。

と言うか、みんな博打好きなんですね。

現物でもかなり痺れ上がる値動きなのですが。たまにと言うかしょっちゅう取引所が潰れたり、アクセス集中で取引が出来なかったりと他にも胃がキリキリする要素が満載ですし。

FX業者の使いみち : ペイオフと今後予想される銀行の口座維持手数料との間で

最近、貸出利鞘で利益が出ない雑魚銀行揃いも揃って口座維持手数料を取ろうと画策しているようです。恐らく海外の銀行と同様に、預かり資産の多寡でであるとかローン商品やゴミ投信の保有高で選別していくのではないかと思われます。

恐らくペイオフ対策として預金保険でカバーされる1000万円+金利で目一杯&複数の銀行に預けている場合は口座維持手数料は取られないとは思われますが、仮に取られてしまう。あるいはマイナス金利を付利されるといった場合には、FX業者に預けると言う手段も検討できるかもしれません。国内のFX業者は信託保全が義務付けられています。

ちなみに証券会社の投資者保護基金の上限が1,000万円です。厳密に分別管理が為されている場合、心配は無用ですが、信託保全には敵わないかも?

低(ノン)レバレッジで、コツコツ利鞘を取りながらなんて如何でしょう?

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