断絶がもたらした結果【フランスで大規模なテロ】

Facebooktwittergoogle_plusredditpinterestlinkedinmail

Charlie Hebdo(シャルリーエブド)の襲撃事件以来の大規模なテロが発生しているようですね。

発生状況は目下、この様になっている様子。

全土に非常事態宣言が布かれ、国境が封鎖されるレベルなのですが、
インターネットとTV、TVの中でもNHKと民放で扱いが全く対照的なのがとても気になりました。視聴者層(≒マーケット層)の違いがここまであからさまなレベルで鮮明に表れるのかと。

TVしか・・・と言うか民放のバラエティしか見ない層にとっては今日も世界は平和だ。世間にはそういった層が相当数・・・想像している以上に多くいいると言う事が読み取る事が出来るのではないでしょうか。

それと同時に、層との間にも想像している以上の断絶が存在しているのでは無いかと思えます。話してても何だか全然噛み合わないとか、ネット上の壮絶な炎上だとか罵倒合戦だとか、そういった場面に遭遇すると特にそれを感じます。

ただ断絶というものが元々無かったかというと決してそう言う訳ではなくて、それが鮮明に表れる。断絶を原因とする摩擦や衝突が今後どんどん増えていく時代になったって事なのでしょうか。


 

社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学
ジョナサン・ハイト
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 14,275

個人間であればテキトーに受け流すとか、無理くり合わせるとか(かなり疲れます)、そもそも対話を端から断念する(これが一番手っ取り早い)とかすれば良いし、ネット上の炎上だとか罵倒であれば風物詩レベルなのですが、民族だとか宗教に関わったり、暴力に顕れるようになると途端に脅威に変貌してしまうわけです。

現在フランスにはかなりの数の中東系移民が非合法を含めて住んでいて
、そういった層と元々の住人との間には想像している以上の断絶があるのではないか、その断絶が今回に限らずテロの遠因となっているのではないかと言うことです。既に18歳未満が1割に達するであろう水準で、(多感な時期に)高等教育を受け、社会に出るとなると今後もテロに限らず大なり小なり何らかの形で摩擦や衝突が避けられないのは必至です。

だからといって摩擦や衝突を避けるため安易に排斥とはいかないのが問題の根深いところです。
安易な排斥はなおさら断絶を深めるだけに終わります。そもそもイスラム教徒がテロリストになるわけでは無くて、テロリストの中にイスラム教徒がいる(どんな層にも一定数暴力に訴えてくる輩がいる。)というだけなので、日本もかつてそうだったように。(ほんの数十年前まで日本は世界有数のテロリスト輩出国でした。)


 

レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(2) (KCデラックス イブニング)
山本 直樹
講談社 (2015-08-21)
売り上げランキング: 8,818

日本でも移民受け入れが議論されていますが、こういった事を踏まえて行われているのかは甚だ疑問ですね。移民を受け入れている国家は何処も何かしら(大なり小なり摩擦や衝突)の問題を抱えていて、既に相当数いる在日朝鮮・韓国人でさえも、対話に苦心している中でちょっと安易な気がします。

Facebooktwittergoogle_plusredditpinterestlinkedinmail

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Optionally add an image (JPEG only)