Cash dividend(現金配当)とScrip dividend(株式配当)

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Scrip dividend(株式配当)とは?

一般的に配当と言いますとCash dividend(現金配当)が馴染みがあるかと思いますが、現金の代わりに株式で配当を出す方法もあって、これをScrip dividendあるいはStock dividend(いずれも株式配当)と呼ぶそうです。

企業によってはScrip dividend programmeと言うプランを提供していて、投資家は配当を現金で受け取るか、株式で受け取るか選択する事が出来ます。株式で受け取る場合は現金で受け取るよりも有利(市価より安く株式を受け取れる)な事が多く、企業にとっても手持ち現金を温存できるというメリットがあります。(株式の発行を伴うので、有利発行だと現金で受け取る株主が幾分ワリを食う形になりますが。)

株式で受け取るというのはつまり配当金を再投資する事と同じです。

Scrip dividendを採用している銘柄

BP 43,97 +0,41 +0,95%

 

HSBC 44,72 +0,53 +1,21%

 

LON:BKG 3.703,00 +7,00 +0,19%

 

LON:RDSA 2.514,00 +32,50 +1,31%LON:RDSB 2.552,50 +3,50 +0,14%

 

LON:SSE 1.129,00 +11,00 +0,98%

英国系(ロンドン市場に上場している)企業に採用している所が多いようです。

DRIPとの違い

(配当金を再投資する)類似の仕組みにDRIP(Dividend Re-Investment Plan)がありますが、こちらは現金で受け取った配当を株式市場で購入して再投資するのに対し、Scrip dividend programme企業が発行した株式現金の代わりに受け取る仕組みです。

前者は投資家の持ち株数は増えますが、市場全体の株数は変化しません。一方で後者は投資家の持ち株数も市場全体の株数も増えることになります

DRIP Scrip dividend programme

手数料はかからない。

株式市場を介して購入(再投資)

→ブローカーの執行コスト(スプレッド)がかかる。

企業が発行した株式を割当

→有利発行の場合はその分割安で購入(再投資)

 市場全体の株式数は増えない。

→株価には中立

 株式を発行した場合は市場全体の株式数は増える。有利発行の場合は希薄化。
一度設定すれば自動。 Corporate actionが要求される。

→現金で受け取るか、株式で受け取るかを選択。

再投資の手段として一考

DRIPは証券会社によって、Scrip dividend programmeは企業によって採用していたりしていなかったりしますが、何れもお手軽な再投資手段としては一考の価値があると思います。株数&持ち高が順調に増える場面だと、【複利効果】の威力を実感できます。

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