イースト・プレス (2018-12-16)
売り上げランキング: 215
しょぼくない(*_*)
巷では好きなことで生きていくとか、脱社畜とか言われていますが、何だかんだでカイシャに頼らない生き方って万人向けではないと思います。
ガチ起業とか、ガチ投資って恐ろしく死亡率高いですし。 それ一本で食うのはやっぱり才能です。という意味では本書の起業は全然しょぼくないです。誰にでも真似できるものではない。
結局の所、大半の人は社畜として、目指せ出世街道とか、ぶら下がったり、まあ何とかしのいでサラリーを貰って生きていくしか無い。すまじきは宮仕えだけど、オキュウリョウ貰える生活ってぶっちゃけ楽じゃないですか?
昇給やボーナスがしょぼくても。(無い所も多い、、、)
多少辛いことがあったりしても。
宮仕えが出来ることもこれはこれで才能だと思います。通勤地獄に耐え、くっそつまらない業務に耐え、理不尽な詰めに耐え。
それらが出来る人は誇っていいです。
出来ない人は、筆者のように起業するか、最悪公的扶助のお世話になりましょう。辿り着けるかは分からないけど、何だかんだで生きられるようにはなっています。日本は。
カイシャに依存するのも危険だ。
社畜として生きるしか無いとしても、カイシャに依存…生殺与奪まで握られている状態は好ましくないです。カイシャもなかなか稼ぐのは大変で、世のカイシャは結構死にます。名の知れた大企業であっても。
カイシャに囲われている身分であったとしても、多少なりの自由…理不尽に耐えられる程度、いざとなったら逃げられる程度、カイシャが死んじゃっても急場をしのげる程度の自由は手に入れるのが吉だと思います。
自由の一つはやっぱり経済的な…端的に言うとお金ですね。
柱とまではいかないまでも、枝とか幹は育てておくと何かと安心
カイシャに過度に依存しない…例えば投資であるとか商売等、サラリー以外の収入を得る。なかなか大変ではありますが、本書はその為のエッセンスが詰まった良本です。
柱にするのは、まあ大変で才能も要ると思いますが、枝とか幹にはなるんじゃないかと。
ゆる~く少しでも、少しずつでも脱社畜していけたら人生捗るのではないでしょうか?
この記事へのコメントはありません。