経費の精算にはクレジットカード払いが便利です。
クレジットカード払いを忌避しニコニコ現金払いを至高とする人達が日本にはかなり沢山いるらしい・・・です。使い過ぎが心配ととか何となく信用できないとかそんな理由で。
- お札や小銭を数えるのが面倒くさい
レジでお札や小銭をパラパラ、ジャラジャラで手間取っている人を見ると殺意が湧きませんか?
- 自動引落
口座振替でも良いのですが、カード払いならよりメリット(以下記述)があります。
- 支払いを延ばせる
手元に資金を1ヶ月程度留保できるのは便利です。(その分資金繰りが楽になります。)
漕ぐぞ自転車!低金利(≒デフレ)の世の中ではありますが。
どちらかと言いますと、商品やサービスを即座には受け取れない(前払い)かつ、受け取る前に業者が倒産したとか詐欺。そういった場合に支払いのキャンセルや返金のチャンスがあるというメリットが大きいです。現金や振込だと絶望的。
海外通販で仕入れたモノを転売する商売をやる場合は必須ですね。
- ポイント還元
支払額に対して一定額のポイントや現金が還元されます。原資を払っているのは直接的には加盟店、間接的には現金払いの人達です。ざまあみろです。
個人でもこれだけのメリットがあるのに、頑なに現金払いの人達が沢山いるのは何故なのでしょう?
個人事業主や法人ですと現金を遣り繰りする面倒さから開放されるメリットは何よりも大きいです。使い過ぎが心配と言うのも、個人事業主や法人なら「コレ、経費で落ちるかな?」という歯止めが効くでしょうし。
ただハードルは高いらしい。
新設法人が作る上でハードルとなるのはまず一番が銀行口座の開設、次はクレジットカードの作成だと言われています。
与信(貸付)を伴うので、それなりに厳しいのはなんとなく理解できるのですが、前者はちょっと行き過ぎな感があります。(そこまで犯罪に使われるケースが多いんですかね?)
下手に与信を付けて取り込み詐欺みたいな事になると困るので、
- 法人としての実体はあるのか?
- 支払能力はあるのか?
カード会社によっては新設法人は門前払いだったり、支払能力を確認するために決算書を数期分求めたりと、それなりに厳しい審査があるようです。
クレジットカードについては必須ではない・・・最悪個人のカードで立替えたりで済ませる事も可能ではあるのですが、実務上の手続き(伝票起こしたり)や、税務署に突っ込みどころを提供しやすかったり・・・個人と法人の出費はキッチリ分けたほうがいいです。面倒なので、やっぱり法人名義のカードを1枚は持っておきたいところ。
あっさり作れた&与信も太っ腹?
厳しいと言われているクレジットカードの中でも比較的作りやすいのは、なんと巷ではステータスカードとか言われているアメックス!銀行口座の開設で苦労したのが嘘みたいにあっさりと作れました。新設かつ売上が立ってない法人にもそれなりの与信を供与してくれるなんて太っ腹だなあと思いました。
株も持っているのですが、大株主でない限り審査には関係ないwちなみにウォーレン・バフェットはグリーンカードホルダーだそうです。彼レベルだとプラチナやブラックカードで受けられる以上のサービスを年会費を払わなくても受けられるので、上位のカードなんて目もくれないのだと思います。
必要書類として、
- 個人の運転免許証
- 法人の登記簿
をスキャンして指定のページにてアップロードしました。数日後に審査開始&居所確認の連絡が郵便書留で、最終的にカードを受け取りまでに掛かった期間は3週間でした。
年会費(グリーンで12,000円/年、ゴールドで31,000円/年)が割に合うかはそれぞれですが、手っ取り早く作れるという意味では第一候補に挙げられると思います。
センチュリオンマークは個人だと中央ですが、ビジネスカードは左上端なんですね。
ゴールドの色合いも若干違います。
であるとか、卒業写真に故あって載れなかった同級生みたいな扱いみたいで何だかなと言う気がしました。
個人のクレヒス(信用情報)も参照?
どうしてこんなに太っ腹なのか?と思うのですが、何てことはなくて法人代表者のクレヒス(信用情報)も参考に審査をしているのではないかと推測されます。既に個人でアメックスの会員だと尚の事話は早そうです。逆に、頑なに現金主義者でクレヒスを積んでない人は苦戦するかも知れません。
いや~、クレヒスって大事だと思いました。
ただ、個人か法人のカードの何れかで事故(延滞)を起こした場合の影響については注意が必要かもしれません。いや、遅れなく支払って個人でも法人でもクレヒスを磨いて更に上位のカードを狙えばいいのですが。
ちなみにビジネスカードの最上位クラスはプラチナカードだそうです。個人だとセンチュリオン(通称ブラックカード)ですが。まあ、ブラックは縁は無いから関係ないけど。
引き落とし口座 – ゆうちょ銀行は注意
無事にカードが届いたらあとは口座引落の申込みを行うのですが、ゆうちょ銀行だけは用紙が違うので注意が必要です。カードと一緒に送られてきた用紙だと受け付けてくれない模様。ゆうちょ銀行用の申込用紙同封で返送されました。そのせいで最初の引き落としは間に合わず、振込で済ませることに。
ついでにETCカードも申込みました。
折角クレジットカードが作れたので、営業車(笑)用のETCカード(1枚あたり500円/年)も申込みました。申し込んでから届くまでに凡そ1週間かかりました。
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