基本的にはサラリーマンの副業は、禁止あるいは許可制
のところが多いかと思われます。(実家で農業であるとか、家業を手伝って方はいますが。)大手やベンチャー企業なんかは、(当然の事ながら同業他社でだとか、深夜までだとか自社での業務に支障が生じるようなものはNGですが、)副業を【表向きは奨励】している所もあるようですが、極々一部ですしやはり無断でというところは無いようです。
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雇用者側からしますとやっぱり馬車馬のように働け本業に集中してね?と言うのが正直なところで、【就業規則】にもその旨謳っています。許可制の所もよっぽど社業が傾くとかそういった場合では無い限り(そうでは無い場合も)はあまりいい顔はしないのが実際じゃないでしょうか?
許可制を謳いつつ、実態は【忖度してくれる?】と。つまり実質は禁止という事です。
ただ、就業規則ってあくまで就業中のものであって法的には何の拘束力が無いんですよね。それでも、会社に日本でありがちなパートナーシップ型の雇用形態で【囲われてる】限りは、まあ従うしか無い?ようですが。
でも、変化の激しい時代定年まで面倒を見てくれるわけではない(見られないし)、そもそも見る気の無い企業(巷に言うブラック企業)もあるのが悲しい所です。
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職場の同僚からの声無き圧力
巷では働き方改革なるものが叫ばれていますがが、大半のカイシャの人々からは冷ややかな視線が送られているのが現状ではないでしょうか?
使用者側だけではなく、被雇用者の側からも。
プレミアムフライデー?何それオイシイの?とか、副業解禁?馬鹿言ってないでこのタスク片付けろよな殺すよ?とか。
そういった状況で、副業というのは非常にやり辛いです。法的には拘束力のない就業規則であるとか、(労使共々)職場の人達からの有形無形の圧力ががが。
雇われる形(形態は様々ですが)の副業で、一番多い発覚要因は同僚からの密告だそうです。あと、同じ職場で仕事しながら他に収入(副業でも、金融資産からの収入でも)があって羽振りの良い人に対して心中穏やかでない人達って結構多いようです。(これは職場に限らないのではないかなと思います。)
それでも(コソコソ)やってる
以前「5000兆円欲しい!」が検索に出てこなくて困るということをなぜか言われたので改めてアップしておきます。
5000兆円欲しい!の画像です。お納めください。 pic.twitter.com/SQMRoIUNsy— ケースワベ【K-SUWABE】 (@KSUWABE) 2017年4月20日
そのような中であっても、やってる人はやってたりします。雇用形態は様々ですが他所の会社で雇われて、あるいは自営業的なサイドビジネスを。前者にしろ後者にしろ、垣根は限りなく下がっているし、将来も不安だし、何よりも目先5000兆円とは言わないまでもお金欲しいし仕方がないですね。
職場の人に見つからぬよう、税金や社会保険から発覚せぬよう。結構そういった人多いんじゃないでしょうか?
特別徴収と普通徴収、社会保険
同僚バレ以外で多いのが、住民税バレと社会保険料バレだと言われています。副業をやってるサラリーマンにとって、住民税が通知される6月前後は恐怖。
あと、パートタイムにおける社会保険加入要件も10万円からに厳格化されたのでうっかり超えちゃうと社会保険料の額が不自然に変わってしまうんですね。
給与所得が2箇所以上であったり、他に収入(不動産や金融商品・・・株式の一般口座、FXや先物・オプション)がある人は確定申告をする必要があるのですが、正直に申告しちゃうと漏れなくバレちゃうんですね。住民税や社会保険料が不自然に上がってしまうと、カンの良い経理担当者はすぐに勘付きます。
【普通徴収を選ぶと良い】みたいな事がネット上では言われていますが、自治体によって原則として特別徴収の所もあったりして完全だとは言えません。
副業はダメだけど資産運用はOKのところであっても、給与所得以上に後者が多い場合ってあまりいい顔をしないんじゃないでしょうか?
【先物取引】なんて、古い体質の会社だと。。。結構アレな気がします。
何だかんだでサラリーマンはお気楽、でももっとお金欲しいので副業も
資産家(ブルジョワジー)の家に生まれない限りは、悲しきかな自分自身を切り売りするしかないのが世の常だったりします。学歴を得て、イイカイシャに入りであるとか、手に職を付けてそれを売る。つまりは自分の人的資本を売って食い扶持を稼がなければならない。大半の人達は大小中様々なカイシャに囲われて。
【囲われて】という語感にあまり良いイメージはしないのですが、ぶっちゃけ楽じゃないでしょうか?よっぽどブラックオブブラックな会社じゃない限りは。目標というかノルマに追われつつ、職場の人達に気を使いつつも、まあそれなりに・・・多寡が知れてるなりではありつつも毎月給料貰える身分ですしおすし。(何時まで貰えるかは知らないけど。)
塀だとか柵の外の人達は自由に見えて羨ましいと思うことも多々あるでしょうけど、彼ら(彼女ら)もまあ【自由もまた地獄】みたいな・・・それなりに大変らしいです。自分にはちょっと真似できないかな?
それでもやっぱりお金は欲しい。もっと。
資産運用なり、サイドビジネス・・・専業まではいかないまでもプラスαくらいはイケる良い時代ではあります。
結論 : 面従腹背...忖度しよう。会社作ろう。
まあ少なくとも数ヶ月から数年のスパンでは安定しているであろう給与所得を得つつ、他にも(例えば金融資産からであったり、サイドビジネス)収入源が欲しいとなると、現状としてはまあ何とも世知辛い状況ではあります。株式は源泉分離課税だとか、税金バレしない20万円以内にであるとか、社会保険バレしない10万円以内なんてみみっちい事は言わずにガッツリやれると良いなあとか思う方多いと思われます。でも、周りは皆敵みたいな。
面従腹背・・・忖度が必要です。
そんなわけで(どんなわけで?)会社を設立してみました。
(続く)
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