アフガニスタン人が集まる街四街道市
東京駅から電車で凡そ1時間圏内にある四街道市ですが、特にここ数年でアフガニスタン人が、かなりの勢いで流入しているらしいです。在日アフガニスタン人の3人に1人が、四街道市とお隣の佐倉市に住んでいるとか。2015年時点で
の在日アフガニスタン人 は2,323との事なので、大体700~800人が住んでいる計算に。四街道市(人口9万人)からすると結構な割合ですね。その他在日外国人を合わせると、立派な国際都市です。
確かに街を歩くと西アジア系の人を多く見かけます。多くは中古自動車や部品の輸出を生業としているらしいです。商売である程度の成功を収めたら、家族や親族を呼び寄せるというトレンドが。
人が集まれば料理屋も
外国人のコミュニティがある程度まで大きくなると、それに伴って料理屋も出てくるようで、アフガニスタン人が多く集まる四街道市には本格的なアフガニスタン料理屋が結構あるらしい。
メニュー日本語でも書かれているから安心です。ムスリムだけではなく、ベジタリアン向けの料理もありました。
ムスリム(イスラム教徒)向け食材・・・Halal(ハラール)食材を用いた本格的なアフガニスタン料理
イスラーム教徒は豚を食べては駄目…なのはよく知られて?いますが、それだけではなく、食べ物に関しては色々と日本人からしますと厳しい決まりごとがあるらしいです。主に食べる羊や鶏についても、イスラームの戒律に則った屠殺をされていないとNGだとか。イスラムの戒律に則って処理された食材をHalal(ハラール)と呼ぶそうです。
ムスリムには悪いけど、酒に合う!
スパイスが効いているのでご飯やナンに、もちろん酒にも合います!ノンムスリム向け?お酒も出てます。 メッカから遥か彼方にある東方の島国で、ムスリムが戒律を守っているかは知らないけどw
前菜のホムス(ひよこ豆のペースト)。クラッカーに乗せて食べるといけます。
ソムサ(中東風春巻き)、具材は芋や豆?ベジタリアンでもOKっぽいです。
テイカ・カラーヒ(羊…ラム肉のトマト煮込み)、スパイスが効いていてサフランライスやナン、もちろんお酒にも合います。
バスマティって西アジアで栽培される品種の米が使われたサフランライス。長粒米のタイ米とはまた変わった香りですね。コメに関しては好みがあるかもしれないけど、個人的にはインディカ米じゃ締らない…やっぱりこの手の料理にはパラパラとした仕上がりの長粒米だと思います。
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食料品店も併設
ムスリムの人たちが、外国に行って苦労するのは食材の確保…Halal(ハラール)食材の入手。お隣では、ハラール食材の販売もやっています。持ち帰りのパン(西アジア風)も。四街道市に住むアフガニスタン人にとってはライフラインなのかも?
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