砂糖換算であって、全て砂糖と言うわけではない(コーンシロップも使われています。)のですが、物凄い量ですね。
砂糖依存症なる言葉があるそうです。
(砂糖に限らず甘いもの全般の)摂取後の脳への作用が、向精神薬であるとか麻薬のそれと変わらないとか。道理で体に悪いと分かっていてもやめられないわけですね。
- 摂取量増
- 離脱症状(禁断症状)
- 更なる摂取
というデススパイラル・・・の悪魔の白い粉【砂糖】に加えてカフェイン迄大量に使われている中毒性の高いアノ飲み物の会社KO 58,28 -0,77 -1,30%を購入。
人類の94%以上(ほとんど)が知ってるという知名度
画像は左上からヒトラー、レーニン、カエサル、ナポレオン、裕仁。
彼らでさえ成しえなかった事を、コカ・コーラは成し遂げた。
という広告会社の広告らしいです。巷にブランドは多々ありますが、コカ・コーラ程知られたブランドはありません。
アメリカ資本主義、グローバリズムの象徴として左巻き界隈の人たちや、健康志向を拗らせ過ぎちゃった人達にも大人気です。(もちろん批判的な意味で。)
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先進国は逆風
そんなコカ・コーラですが、最近は風向きが変わってきているようです。
[wpshot url=”http://forbesjapan.com/articles/detail/11259″ width=”800″ alt=””]
米国では1998~2014年の間に、1人当たりの炭酸飲料水の消費量が25%減少。
背景としては健康志向が挙げられています。所得や教育水準の高い層程この傾向が強いそうです。
あのアメリカですら敬遠されているとはちょっと驚きですね。更に驚くことと言いますと、若者文化の象徴だったのも今は昔で、【若者のコカ・コーラ離れ】が進んでいるとか。
- 健康志向の高い層(所得や教育水準の高い層)
- 若者
この辺りが抜けてしまうと、何だか途端にサエないおっさんおばさんがノスタルジーに浸る為の代物に。カラダに悪いだけならまだしも(カラダに良いコーラはコーラじゃない。)、ダサいと言うイメージが定着してしまうとブランドとしては苦しい物があります。
ターゲットは低所得者層と新興国
世に言うBOP(Bottom of Pyramid)を狙う戦略です。先進国の低所得者なんていろいろな意味でどうしようも無いですが、引き続き顧客層としては強固でしょうし、新興国の人たちも所得や教育水準が一定の所までは有望な見込み客足りえると思います。
国際金融公社 (IFC) と世界資源研究所 (WRI) は2007年、購買力平価で年間所得が3000米ドル未満をBOP(ベイス・オブ・ザ・ピラミッド)と定義した。この層の人口は約40億人で世界人口の約72%、購買力換算での市場規模は5兆ドルで日本1国のそれにほぼ等しい(いずれも2007年当時)。
[wpshot url=”http://matome.naver.jp/odai/2143128987323546401″ width=”800″ alt=””]消費量だと既に本家本元のアメリカでさ追い抜いている国があるんですね。(メキシコ)
ランキングを見てみますとまだまだ伸びしろはありそうな気がします。ただ新興国はドル高がネックになりそうなのが難しいところです。
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