トレード毎に仕訳する必要は無い。
法人でFXトレーディングをやる一番のメリットは、レバレッジの制限が緩い事だと思います。ブッこいたとしても、法人は別人格なのでトンズラ出来ますし。
基本的には面倒事はお金を払って税理士さんにお願いするか、自分でやる場合は最低限で済むようにやりましょう。私はクソ雑魚零細マイクロ法人なので、自分で最低限やります。
まめな人はトレード毎に仕訳して、一喜一憂するのもオツなのかもしれないですが、個人的には月末時点で一気に仕訳するのが吉だと思います。モノグサなのでw
モノグサ極まるなら別に期末時点で一気にやっても良いみたいです。ある程度月次で見たい人は、月末にやりましょう。
OANDAですと、月末時点で損益を集計してくれるので自分はそれを一括で仕訳しています。
利益は売上として処理
FXの収益としては、確定利益とスワップポイントの受け取りがあります。
確定利益+スワップポイントの受け取りを売上として計上します。(定款に
トレーディング業務を謳っている場合はですが。)
月末時点での集計値を記帳する場合の記帳方法としては、
(借方) 差し入れ保証金 ×××× (貸方) 売上高 ××××
となります。
マイナスもある
トレーディングの悲哀として、損失が発生する場合もあります。含みもマイナス、スワップポイントも支払い。損失が発生した場合は、利益が出た場合と逆の処理をします。
(借方) 売上高 ×××× (貸方) 差し入れ保証金 ××××
売上がマイナスというのはピンとこないかも知れませんが、トレーディングを生業とする会社ならままあります。
決算時の処理
個人で取引する場合もそうですが、面倒なのは年末(期末)時点で含み益・含み損がある時ですね。閉じちゃうのが一番面倒が無いのですが、税金の関係で持ち越したい時の処理方法について。
法人口座で取引する場合は、含み益は課税対象で含み損は損金として扱われます。
含み益がある場合
(借方) 差し入れ保証金 ×××× (貸方) 先物取引収益 ××××
含み損がある場合
(借方) 先物取引損失 ×××× (貸方) 差し入れ保証金 ××××
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