最大規模(1,600億ドル)のM&Aで世界最大の製薬会社誕生。それ自体大きな見出しではあるのですが、どちらかと言うと注目されているのは【租税回避】。統合に際して拠点をより税金の安いアイルランドへ移すとの事で、これが大統領選が近付くアメリカで論争の種になりそうです。両社は既に同意に達しているとの事ですが、当局から認可されるかどうかは流動的かもしれません。
製薬業界全体の悩みで【これといった新薬が出てこない】と言うのが最近あって、それが再編の動機となっているようですが、
PFE 39,34 -0,72 -1,80%
バイアグラ以来のヒット薬が出ていないファイザーと、
AGN 193,02 +0,03 +0,02%
しわ取り薬のボトックスが主力のアラガン。
商品ポートフォリオの拡充という観点からは、ちょっと???な気がします。イマイチパッとしない。
規模が大きくなればそれはそれでメリットはあるのでしょうが、その為に大枚を叩く価値がある(=株主価値に寄与する)のかは正直疑問です。
まだまだ低金利・株式市場も活況で、今後このテの再編が続々出ると思われますが、投資をする際はちょっと注意が必要になりそうです。全般的に好配当なのも、【これといった新薬が出てこない】というリスク要因が裏側にあるからなのかもしれません。
【租税回避】についても今後揉めてくるものと思われます。節税した分を研究開発費に充てて待ちに待った新薬となれば万々歳と言うわけにはなかなかいかないようです。







Market hack
にほんブログ村
人気ブログランキング
この記事へのコメントはありません。