BGS 10,82 0,00 0,00%はアメリカに拠点を置くshelf-stable food(ambient food常温保存可能な食品)や冷凍食品等を加工販売する会社です。
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最近、冷凍&缶詰野菜のGreen Giantブランドを、GIS 66,39 +0,50 +0,76%から買収しました。
日本におきましてはテーブルマーク(旧加ト吉)の冷凍野菜がこのブランドを拝借していたようですが、当社の主要なマーケットが北米(アメリカ、カナダ)、プエルトリコなので、日本での販売が今後どうなるのかが気になります。商品のラインナップから消えているようで既に取り扱ってないのかも?(元々はJTUnfortunately, we could not get stock quote 2914:TYO this time.の冷凍食品部門が1998年に取得したものなのですが、旧加ト吉との統合に伴って異動。
正直あまり馴染みの無いブランドだったりしますが、何故買ったかと言いますと・・・
増配!
2008Q4から2015Q4まで安定して増配を続けています。0.17USD→0.42USDなのでほぼ2.5倍!それに伴いまして株価も右肩上がりです。過去5年で見ますとUnfortunately, we could not get stock quote INDEXSP:.INX this time.が凡そ+50%に対して、BGS 10,82 0,00 0,00%が+150%となっています。
原油安
最近の原油安は当社にとっては追い風になるのではないかと思われます。原材料、加工、輸送とコスト面での幅広い恩恵が期待できるからです。
ドル高、カナダドル安
一方では最近のドル高、カナダドル安が主要なマーケットであるカナダ向けのビジネスにおいて懸念材料となります。パリティ(1USD=1CAD)だった頃からしますと、かなりのドル高ですね。最近発表された2015Q4の決算がイマイチだったのはカナダ向けの数量が伸び悩んだ事が一因のようです。
今後の見通し
買収したブランドの業績への寄与、ドル高の一服が鍵ですが、
- 食品セクターなので業績的には安定が見込まれる、
- 配当利回りも3%の後半と妙味がある
とあまり気にせずホールド出来るのではないかと思われます。引き続き増配トレンドを継続してもらいたいものですね。
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