面倒事はゴメンだ。儲かんないし。
厳しいのにはソレなりに真っ当な理由があります。
要因としてまず挙げられるのは、振り込め詐欺やマネーロンダリング等の犯罪が多発している事があります。犯罪に法人口座が使われていて、何とかせいとお上からのお達しが出ていると。
それに加えて(アベノミクスによる)今の金利環境があります。何より主要業務である貸出が儲からない。儲かんないのに敢えてリスクは取りたくない。何処の馬の骨とも分からない新設法人なんて相手にしたくないと言うのが正直なところらしいです。
仕方ないとは言え、
大丈夫なのか?日本のスタートアップ育成。。。
ちょっと心配になりますね。
3つのうちどれか1つでも当てはまると難易度が上がるっぽいです。
バーチャルオフィス、資本金が少ない(1円は論外)、そして投資関連。この中で1つ、複数個当てはまると審査は厳しくなるようです。
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バーチャルオフィス
ほぼ死亡フラグじゃないかと思います。最近は特に厳しいようです。比較的緩いと言われている銀行でも容赦なく落とされます。とは言ったものの銀行口座が無いと事務所も借りられないし、どうしろと?
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資本金が少ない
商法上は資本金1円からでも会社の設立は可能になりましたが、見せ金はキチンと用意したほうが良いです。業種によりますが最低でも100万円程度は。
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投資関連
定款にシレっと謳ってたり、それがメインだったりすると担当者との面談で突っ込まれます。あまりいい顔はされません。
自分は3つ目でかつそれがメインだったので、多分メガバンクや地銀・信金は初めから厳しかったかも?
まずは1つ
リテール(個人)であると、金利・手数料が~とか、オンラインの使い勝手が~とかでどちらかと選ぶ立場にあります。よっぽど属性が悪い(反社会勢力に属している)か、書類に不備が無い限りは店舗なら即日~数日。オンラインでも1週間程度で口座開設が出来るかと思いますが、法人口座に関して言えば選ばれる側です。
- ちゃんと法人やビジネスに実態があるか。
- 金利や手数料で儲けさせてくれるか?
- サイトは充実しているか?(主にネット銀行系)
創業すぐの新設法人には結構厳しいかもしれません。必要書類を揃え、自社サイトを作り、手当たり次第に、同時進行にやるのが吉です。
結構運要素も高いと思います。
○○銀行は厳しい、××銀行は緩いなど言われてますが、最寄りの店舗はとりあえず突撃しましょう。
業種であるとか、面談の有無(面談無しだとほぼスコアリングで決まって挽回出来ない。)、担当者の当たり外れ、銀行や支店の営業姿勢によっては拍子抜けするほどあっさり開設出来たかと思えば、全然ダメと言った感じもあって、必ずしも巷の評判は当てはまらないかもしれません。
まずは1つを目標にやっていきましょう。
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